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すてきな一日のる

 Letterという言葉には、手紙の他に論文という意味があります。かつて、学術雑誌というメディアが登場する以前、論文は手紙によってやりとりされていたそうです。そこには、現代のように誰もが気軽につながりあえるクモの巣状のコミュニケーションではなく、書き手と読み手とをつなぐ単線的で濃密なコミュニケーションがあったはず。
さて、論文やレポートなど、現代の大学生の多くが苦手意識をもつ、長い文章を書くという営為。そのモチベーションに火を灯すにはどうすればいいのでしょうか。学生自身だけでなく、その指導に携わる教員や図書館員など関係者みんなの頭を悩ませつづけるこのアポリア(難題)を、本展では取り上げます。
そう、手紙がそのヒントになるかもしれません。
若い人のなかには、一度も書いたことがないという人もいるらしい、この古き良きアナログ・メディアにスポットを当て、実際に便箋とペンを体験しながら、書くことにまつわるダイモーン(神的なもの)に迫ってみたいと思います。

|主催|兵庫教育大学教材文化資料館 |共催|国立大学図書館協会近畿地区協会 |協力|株式会社ナガサワ文具センター