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ABOUT

BLUE CLASSは、兵庫教育大学がプロデュースする青空教室企画です。 附属図書館が中心となり、兵庫県三木市にあるDIYとアウトドアのお店・WHATNOT HARDWEAR STOREとコラボしながら、青空の下で様々な”レ・クリエーション”企画をお届けします。
 

CONCEPT

1.GREEN
 

兵庫県中南部に位置し、酒米・山田錦の産地として知られる加東市。山々に囲まれた美しい田園風景の広がるその小さな町に、私たちの大学・兵庫教育大学はあります。大学のテーマカラーももちろん緑。けれど、私たちはこれまで、その地の利を十分に活かせてこなかったかもしれません。 いま、都市の人々は、ランドスケープやライフスタイルに緑を強く求めています。まるで、一滴の水に飢えた砂漠の旅人のように。そして、私たちの町・大学は、緑のオアシスそのものです。この資産を有効に活用しない手はない。それが、BLUE CLASSの出発点です。

2.SDGs

自然環境、貧困、平和、人権など21世紀に入り、ますます先鋭化してきたこれらの課題解決のため、ESD(持続可能な開発のための教育)、そしてSDGs(持続可能な開発目標)の重要性が高まっています。 「何をするのであれ、今から七世代後の子どもたちへの影響を考慮しなくてはならない」というインディアンに伝わる教えが、それを考える上で有益な視座を与えてくれます。そして、時を超えて情報資産を引き継ぐ使命をもつ図書館が、地域や大学において、SD推進の一翼を担うことには大きな意味があると考えます。

3.DIY


終戦後のバラックのように、ありあわせの材料を即興的に組み合わせて作る“ブリコラージュ(日曜大工)的手法”が、とりわけ3.11以降の建築シーンで実践されています。一見チープでありふれた素材でも、コンテクストが違えば、新しい風景が生まれます。 一方、図書館の風景は、書架デザインひとつ取っても、業者依存の“エンジニアリング的手法”に悉く貫かれてきたと思います。 BLUE CLASSでは、必要な什器の多くを学内で調達した廃材や安価な木材を利用して作っています。自分たちの身の丈に合った、リーズナブルな環境づくりをめざします。

4.COMMONS


「どんなに好きなものも/手に入ると/手に入ったというそのことで/ほんの少しうんざりするな/どんなに好きなものも/手に入らないと/手に入らないというそのことで/ほんの少しきらいになるんだよ」 と、詩人の谷川俊太郎は書いています。 “私のもの”になるって、本当に幸せなことなのか。 公園、河川敷、遊歩道、図書館などなど、“私のもの”ではない"みんなのもの”、つまりコモンズの存在感が今高まってきています。BLUE CLASSは、青空の下で多様な人達が自由に行き交い、憩い、語らう、学びのコモンズをめざします。


​ --- 出典『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(谷川俊太郎著/青土社/1975)
 

SPONSOR

|特別協賛| (株)毎日映像音響システム / 立沢クリニック 

|協  賛| (株)規文堂 /(株)オージヤ商事 /(株)興文社 /(株)ドクターミール /(株)三和通信工業 

|協  力| 関西家政学原論研究会 /  NPO法人Co.to.hana / 播州算盤工芸品協同組合 /   

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